久しぶりに映画の話。
書こう書こうと思ってずーっと書けてなかった。
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』を観ました。
私、好きです、この映画。
変なCMをしてるから、アカデミー賞受賞のアクションコメディーみたいなイメージだったんですが、全然!
心をえぐられます。
ストーリーは、昔『バードマン』という映画で爆発的な人気を得て一発屋みたいになった俳優が、再起をかけてブロードウェイの舞台に挑み、苦しみながらも、、という感じです。
ちょっと狂ってます。みんな。
狂気の中に淡々としたドラムが鳴り響き、リズムを刻みながら破滅の方向に向かってく様が苦しかった。
観た人と話していたら、ラストの解釈が全く正反対でおもしろかったです。
監督は『バベル』のアレハンドロ・G・イニャリトゥ。
とにかく映像もかっこいいし、音楽がめちゃくちゃかっこいい!サントラほしい。
観たあとしばらく鬱な気分になりました。
雨の日とかに観るといいかも。
映画はいいね。
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優しい気持ちになりたくて、久しぶりに大好きなこの映画を観ました。
『ギルバート・グレイプ』
知的障害のある弟の面倒をみながら、激太りの母を支え、家族を養い、鬱屈した気持ちを持ちつつも田舎で平凡に暮らしていたギルバート(ジョニー・デップ)。
ある日トレーラーで旅をしているベッキーという女の子(ジュリエット・ルイス)と出会うことで、なんとなく外の世界に光を見出します。
アイオワの豊かな自然が素晴らしい。
でも田舎ならではの閉鎖された雰囲気と、そこから動けないモヤモヤを、若き日のジョニー・デップがうまく表現しています。
いや、ほんとに若くて、今のちょっと変わった役じゃなくてこのころのジョニー・デップは自然でなんとなく弱さがあってほんとに魅力的です。
知的障害のある弟はこれまた若き日のレオナルド・ディカプリオ。この人、ほんとにすごい。今もいいけど、このころは華奢で、繊細で、壊れもののようでした。
そしてジュリエット・ルイス。
この映画のジュリエット・ルイスはもう、ほんとに、神。
ベリーショートに、真っ赤な口紅で、ナチュラルなのに強さがあって、ほんとに大好き!
かわいいかわいいかわいい!
ちなみに1993年の映画なので、えーっと、21年前!!ひー!!
見終わったあと、ほっとして、優しい気持ちになる映画です。
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『セレステ&ジェシー』観ました。
結婚5年目、キャリアウーマンのセレステと売れないアーティストのジェシーのはなし。
ふがいないジェシーに見切りをつけたものの、一生親友としてそばにいたいと思っているセレステと、そんな彼女に未練たらたらのジェシー。
別居しても隣に住んで、毎日一緒にいるんだけど、あることがきっかけでその関係が崩れます。
セレステとジェシー、すっごくいいカップルです。
おなじことで笑い合えて、お互い一番よくわかっていて。
こんなふうになりたい、って思います。
仕事も順調で自信たっぷりで高慢なセレステは、かわいいけれどすごく嫌な女の子。
キャリアがあるわけでもないし特別かわいいわけでもないけれど、私はセレステみたいだったな、って思いました。
フライヤーに書いてある通り、自分らしく生きていれば、幸せになれると思っていた。まさにその通り。
自分のことしか考えられず大切な人を傷つけたことのある私にはとっても痛い映画でした。
自業自得、という言葉がぴったりのセレステですが、そっくりそのまま自分に言ってやりたい。
セレステが少し変わって、希望のある終わり方をしてくれているのでそれが救いです。
私はセレステに感情移入しちゃいますが、女の私が観るのと男の子が観るのでは、かなり感想が違うだろうなぁと思います。
ちょっとため息のでる映画でした。
セレステ役のラシダ・ジョーンズがめちゃくちゃかわいいです。
あと、リリー・アレンの挿入歌がすごくよかった。
ふあー
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すごーく久しぶりに映画を観ました。
DVDプレーヤーが壊れて、3ヶ月くらい映画観れてなかったのでそれだけでうれしかった。
『ムード・インディゴ うたかたの日々』
ミシェル・ゴンドリー監督作品。
ミシェル・ゴンドリー、大好きです。
でもこの映画はなかなかきつかった。。
肺に蓮が咲いちゃうはなしです。
ミシェル節炸裂すぎて、さすがの私でもうううとなりました。
本棚に岡崎京子の『うたかたの日々』もあります。
こちらのほうが、好きです。
興味ある方はぜひどうぞ。
この土日はみんなのフェス三昧の写真をうらやましく思いつつ、私も近場で自主フェスしましたよー。
すっごく気持ちよかった!
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スペイン映画を観ました。
『朝食、昼食、そして夕食』
サンティアゴ・コンポステラを舞台に、タイトル通り朝食から昼食、そして夕食での人間模様を描いた群像劇です。
さわやかなこのフライヤーからは想像がつかないくらい、ちょっとどろどろしています。
食卓を囲んだ様々な愛の話。どろどろだけど、でも結局人生は愛だよ愛!って映画でした。
おいしいものの映画好きです。
『ディナーラッシュ』とか。いっぱいお料理してます。
『ソウル・キッチン』
このフライヤーはかなりダサいですが、この映画のダイナーがめちゃくちゃかっこいいんです。こんな物件あったら借りたい!
『南極料理人』とか『幸せのレシピ』とかももちろんおいしそうですよね。
おなかすいた。
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